6月28日に行われた外耳炎の勉強会の紹介をさせていただきます。

こんにちは、院長の岡本です。

今回は皮膚科専門医の村山先生による「外⽿炎の現実的な診断と治療」です。

梅雨時期から夏にかけては非常に多くの犬が外耳炎を患います。

そして村山先生の外耳炎の講義は何度か聴講しており、ブログでも紹介させていただいております。

しかしながら、外耳炎がなかなか治らない症例が稀にいます。

 

一番厄介なのは、獣医療において確立された耳科が存在しないことです。

そんな中、村山先生が耳科を押すのがある程度

治療方法が確立されてきたことと推察されるからです。

 

基本的には、今まで受けてきた講義と変わらないのですが

少しアップデートされた内容もあり、参考になりました。

村山先生をはじめ他の先生がやっている内容を実践していくと

これまで治らなかった症例が治ることがあるのは事実です。

2022.07.29 Friday| 21:36comments(0)| by ☆ミケミ☆

7月21日に行われた「第8回 スキンケアベストプラクティス 2022」の紹介をさせていただきます。

こんにちは、院長の岡本です。

今回は“皮膚科領域の激痒!激痛!”をテーマにした

「第8回 スキンケアベストプラクティス 2022」に参加しました。

 

かゆみは脳で認知され、痒みと認知されます。

そしてそのかゆみを認知する神経学的なメカニズムは

痛みを感じる神経メカニズムと非常に密接にかかわっています。

 

そして慢性的なかゆみや痛みを持っている人は

生活の質が非常に低下し、うつ病罹患率も高いことが知られています。

動物にうつ病⁉と思われる方が多いかと思いますが、

高度の知能をもった犬や猫にうつ病あるいは精神疾患はあると私は思います。

 

最近は人医学では、慢性のかゆみに対し疼痛管理で使用される薬剤や、

脳や神経に作用する薬剤を投与することも試みられているそうです。

そのような現状が取り巻く中、

今回は驚くことに人医学のご高名な先生(しかも2名の先生)にご講演をいただくことができました。

宮地良樹先生はスキンケアの第一人者です。名前を検索すればたくさんの書籍がヒットします。

 

高森健二先生は人の皮膚科のご高名な先生で、獣医の私がとても話せるような人ではありません。

しかしながら、最後に1つ質問をさせていただきました。

獣医療の先生に今まで質問をしても明確な回答が得られなかったのですが、

丁寧にお答えしていただくことができ長年の懸念が1つ払拭されました。

とても、良い経験で励みになりました。

2022.07.25 Monday| 09:16comments(0)| by ☆ミケミ☆

6月14日に行われた皮膚科の勉強会の紹介をさせていただきます。

こんにちは、院長の岡本です。

今回はながた塾の月次ラウンドです。

本会は症例検討や永田先生から最新情報のワンポイント講演をいただける会です。

永田先生から前回(6月14日)に続いて、ダーマスコピーについて講義を受けました。

人医では基本中の基本ですが、獣医療ではまだまだ一般的ではありません。

もう少し、獣医学的な見地が確立されるようになってきたら導入しようかと思っております。

忙しい日常の合間で短時間の講義ですが、非常に勉強になります。

 

 

 

2022.07.25 Monday| 09:09comments(0)| by ☆ミケミ☆

6月14日に行われた皮膚科の勉強会の紹介をさせていただきます。

こんにちは、院長の岡本です。

今回はながた塾の月次ラウンドです。

症例検討や永田先生から最新情報のワンポイント講演をいただける会です。

忙しい日常の合間で短時間の講義ですが、非常に勉強になります。

 

 

 

2022.07.25 Monday| 08:58comments(0)| by ☆ミケミ☆

外耳炎の勉強会の紹介をさせていただきます。

外耳炎の勉強会の紹介をさせていただきます。

 

こんにちは、院長の岡本です。

今回は住友ファーマアニマルヘルス株式会社主催による

「悩み無用!外耳炎の診療の組み立て方」というテーマです。

“悩み無用”とまで言い切る自信に負けて、聴講することとしました。

内容は今まで永田先生、村山先生がお話ししていた内容とほぼ変わりはありません。

外科が必要なほどこじれた内容はありません。

 

耳診療を深めていくと、高額なオトスコープ(耳専用の内視鏡)や

CTやMRIなどの画像診断装置が必要になることに気が付きます。

そして、外耳炎を繰り返す子は体質や耳の構造に問題があることがほとんどですので

治療するというより、生涯にわたって管理しなければならない場合があるということです。

したがって、本講義を聴講したのですが“悩み無用”にはなりませんでした。

2022.06.02 Thursday| 17:58comments(0)| by ☆ミケミ☆

5月12日に行われた「ながたの⽪膚科塾 アドバンス」の勉強会の紹介をさせていただきます。

こんにちは、院長の岡本です。

今回は「ながたの⽪膚科塾 アドバンス」です。

ながた塾では基礎コース(基礎でも結構難しいのです)でやりきれなかったことを、

基礎より一歩進んだこのアドバンスで補っています。

3年でアドバンスが完結するらしいのですが、今回は2年目の第1回目です。

 

今回のテーマは「⽪膚腫瘍に強くなる」です。

腫瘍は皮膚に限らずとても例外が多いです。

したがって、基礎ができていないうちに皮膚腫瘍の講義を行うと整理がつかなくなり、

永田先生曰く、混乱してしまうようです。

例外は本当に珍しく日常診療の0.1%にも満たないのではないでしょうか。

講義を聴いている中でも私も診たことのない症例もありました。

しかしながら、知っているのと知らないのでは対応も変わってきますので

勉強することはとても大事なことだと考えさせらます。

2022.05.13 Friday| 08:53comments(0)| by ☆ミケミ☆

5月10日に行われた皮膚科の勉強会の紹介をさせていただきます。

こんにちは、院長の岡本です。

今回は、ながた道場の「第2回 皮膚科道場ラウンド」です。

 

今年から、毎月1回ながた道場で皮膚科のラウンドを行うという、新しい試みです。

所属している先生方が日頃悩んでいる症例や、

治療法について意見交換や先生にご助言をいただく形になります。

毎月開催となると、今まで以上に永田先生が身近になるので

難しい症例を相談させていただけるのは本当にありがたいことです。

2022.05.11 Wednesday| 09:31comments(0)| by ☆ミケミ☆

4月26日に行われた皮膚科の勉強会の紹介をさせていただきます。

こんにちは、院長の岡本です。

今回は皮膚科専門医である村山先生による、

「膿んだ⽿を治す」〜化膿性⽿炎の診断と治療を深掘りする〜 です。

2月17日に外科からみた耳の講義を受けましたが、今回は皮膚科からみた耳科診療です。

 

犬における耳の疾患は非常に多いです。

残念ながら、なかなか治らない症例も中には存在します。

また、耳の病気は体質や耳の構造が原因していることが多いので

生涯にわたって管理が必要な症例も決して少なくありません。

 

当院にも、耳が治らなくて転院される方も多くみられます。

獣医療では系統だった耳科診療が存在しないため、

外科、内科(皮膚科)の両方の知識が必要になります。

そんな中でも患者様の耳が少しでも良くなるよう今後も研鑽を積み重ねて行きたいです。

 

2022.05.02 Monday| 12:59comments(0)| by ☆ミケミ☆

今回は3月24日に行われた永田先生の勉強会の紹介をさせていただきます。

こんにちは、院長の岡本です。

今回は3月24日に行われた永田先生の勉強会の紹介をさせていただきます。

今回は「ながた祭り」というものです。

私がいつもお世話になっている永田先生が

今までの仕事に一区切りをつけるために、集大成として行った講義です。

 

永田先生の人となりがよくわかるような講義でした。

これだけ科学が進歩しても未だにわからないこともたくさんありますし、

最近分かりかけてきたこともたくさんあるます。

それら最新の知見をもとに、

これから皮膚科医療がどのような展望を持つのかということを教えて頂きました。

この展望を未来の教科書と例えて話されていましたが、

永田先生の講義にじかに触れていないとなかなか理解できないかもしれません。

その考え方はとても奥行きがあり、物事の本質をとらえるために多くのことを考えさせられるものがあります。

 

最後に永田先生から、かわいらしいハンカチーフとメッセージカードをいただきました。

いつもご教授いただき、こちらこそ「感謝」です。

 

2022.04.30 Saturday| 11:13comments(0)| by ☆ミケミ☆

今回は2月10日に行われた第4回ながた塾 アドバンス2021皮膚科の勉強会の紹介をさせていただきます。

こんにちは、院長の岡本です。

今回は2月10日に行われた第4回ながた塾 アドバンス2021皮膚科の勉強会の紹介をさせていただきます。

今回のテーマは「分布に強くなる」です。

この講義は他の講義と重複したため、後日WEBセミナーにて聴講させていただきました。

皮膚といっても、全身同じではなく、

また部位によって皮膚の役割や皮膚にかかる負担が変わります。

 

皮膚の病理もそうですが、

なぜそこにそのような皮膚病変が起こるのかを想像することが大事で、

原因究明にも治療にもつながりますのでとても重要な事柄です。

皮膚科を診察する上で、分布にこだわることは至極当然のことです。

2022.04.30 Saturday| 10:57comments(0)| by ☆ミケミ☆

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