オス猫の尿石症(尿閉)
こんにちは、ミケミです。
今回は、尿石症で苦しんでいた猫ちゃんのお話です。
尿石症は、膀胱や尿道(おしっこの通り道)に石が出来てしまう病気。
私たちねこは元々砂漠に住んでいた動物なので、あまり水を飲まないんだ。だから、わんちゃんと比べて石ができやすいんだよ。
特に男の子は尿道が長くて細いため、ここに石が詰まっておしっこが出なくなっちゃうんだ。1日放っておくだけで、死んじゃうこともあるらしいんだ。考えただけでも切ないね。
結石はシュウ酸カルシウム(溶けない結石)
体質によって結石ができやすい子は思い切って手術してしまえば、その後は悩みもなくなるよ。
先生が言うには、石が詰まるとその部位の粘膜が傷つき、また石が詰まりやすくなるんだって。だから、先生は2回詰まるような経験をした子だったら、尿道を太くして、結石が詰まらないで流れるようにする手術を勧めるんだよ。おしっこはよく出るし、何よりも好きなご飯やおやつも食べられるようになるよ。
抜糸したときの写真はまだ痛々しいけれど、時間がたつと見た目もすごくきれいになります。
手術後、14日後の抜糸時の様子
おしっこがジャージャーと出るようになったと喜んでいました!!
他の子の写真ですが、傷口がなじむとこんな感じになります。
拡大した新しい尿道口