10月6日に腫瘍学(口腔内)の勉強会に行ってきました

こんにちは、院長の岡本です。

皆様により良い医療が提供できるよう、休日や診療後になるべく多くの勉強会に出るよう心掛け日々精進しています。私が参加した勉強会の一部を皆様に紹介します。

 

今回は口腔内(口の中)腫瘍について勉強してきました。

 

 

口にできる腫瘤には、非腫瘍性のもの(良性)と腫瘍性のものがあり、腫瘍性のものにはメラノーマ、扁平上皮癌、線維肉腫、棘細胞性エナメル上皮種、周辺性歯原性繊維種があります。腫瘍性のものは悪いものが多く注意が必要です。

最近は腫瘍の中でもメラノーマ(悪性黒色腫)が多く、小型犬に発生が多いそうで私もそう感じます。メラノーマは大きく(4儖幣)なると、どんな治療をしても治らなく寿命も限られてしまいます。2儖焚爾任△譴弌∪限鹸間が長いことが多いとのことなのでこの時点で発見できるといいですね。事実、当院ではスケーリング中にメラノーマを発見し、再発や転移も認めず生存している子が数名います。

 

 

また、扁平上皮癌も見つかるケースが多いです。猫では顎や歯槽粘膜のみならず舌に発生することが多く、食べづらい、口が痛いなどの症状を引き起こします。稀に扁平上皮癌の初期では歯周病に似た症状を起こすことがあります。歯がぐらぐらしていて、歯周病の治療として抜歯をした後にできものが出来た、というパターンです。抜歯時にしこりがあれば獣医さんも気付けるのですが、しこりも形成しないで発生するタイプがあります。歯周病かと思ったら、癌だった、ということです。決して獣医さんの処置が悪くて癌になったわけではないのですがトラブルになることが多く、患者様もオーナー様も獣医さんも不幸なパターンです。

ですから、口の中をぜひ見てあげてください。可能であれば日頃から、歯磨きなどブラッシングをしてあげて、病気の早期発見、早期治療につなげることが重要です。

2019.10.07 Monday| 12:19comments(0)| by ☆ミケミ☆
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