10月10日に呼吸器外科の勉強会に行ってきました

こんにちは、院長の岡本です。

皆様により良い医療が提供できるよう、休日や診療後になるべく多くの勉強会に出るよう心掛け日々精進しています。私が参加した勉強会の一部を皆様に紹介します。

 

今回はHJS主催の呼吸器外科の勉強会に行ってきました。

前回は上部気道を中心に鼻や喉頭を中心の講義でしたが、今回は肺や胸腔の外科疾患を中心の講義でした。

胸部外科は学生時代の恩師よりずいぶんと鍛え上げられているので得意な分野なのですが、最近ではいい器具も登場しより手術も楽になっているようです。

特に感心したのは臓器を摘出する時(特に肺)にヘモロックという器具を使用すると安全で簡単に行うことができるというものでした。

 

また胸壁に腫瘍ができたとき肋骨ごと摘出することがあるのですが、肋骨がなくなった穴をどうするのかが問題になります。

今までのものより、理にかなった素晴らしいメッシュ(胸腔の壁の役割をしてくれます)があること、そしてチタン製のロッキングプレートができたことによって肋骨の代わりにできる手技があることに大変勉強になりました。

ただし、ヘモロックもメッシュもロッキングプレートも大変高価である事は間違いありません。

より良い治療はどうしても高額となってしまうため、保険に入ることも必要かもしれませんね。

 

ヘモロック:血管を確実に結紮し臓器の摘出を安全かつ簡単にできるようにしてくれます。

 

 

バードコンポジックスメッシュ:片面のみがシリコンになっていて臓器が癒着しないよう設計されています。

 

実習はスポンジを肺組織に見たて、赤い部位が肺損傷と仮定し、肺を縫合する練習をしました。肺はスポンジのような組織ですので、通常の縫合では空気が漏れやすく不完全になりやすいです。実際は2種類の縫合を施すことで肺を確実に縫合します。この手技を知っているのと知らないのでは手術時に雲泥の差が出ます。

 

 

 

スポンジに傷があります。肺に穴が開いた状態を想像します。

 

 

完成。2種類の縫合が施されています。とても細い縫合糸で縫われています。

2019.10.12 Saturday| 12:35comments(0)| by ☆ミケミ☆
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