10月20日に整形外科の超音波実習に参加してきました

こんにちは、院長の岡本です。

 

皆様により良い医療が提供できるよう、休日や診療後になるべく多くの勉強会に出るよう心掛け日々精進しています。

私が参加した勉強会の一部を皆様に紹介します。

 

今回は7月に行われた超音波実習の続きで、前肢の超音波講義と実習に行ってきました。

 

最近はトイ・プードル、ダックス、チワワなどの小型犬が多く、肩の病気(肩関節の不安定症)も増加しています。

しかし診断もレントゲンだけでは難しいため、獣医師は苦慮することもあります。

 

 

しかし、今回超音波診断でも診断が可能とのことで診療の幅が増えました。

 

また、大型犬は二頭筋腱炎という病気になることがありますが、超音波診断が非常に有効であることがわかりました。

そして最も感心したのが、脇の下に神経の束(腕神経叢)があるのですが、そこの神経の腫瘍が超音波でわかるということです。

これは触診やレントゲンでは診断ができない領域です。一般的にはMRIで診断しますが、超音波でわかるのであればMRIを撮らなくても済みますので患者にも飼い主様にも経済的、時間的、そして体の負担を考えた時にとても少なくなるメリットがあります。

私も過去に腕神経の神経鞘腫の腫瘍の経験があります。他の病院の子でしたがMRIによって診断し、手術依頼により私が手術しました。しかし、時すでに遅く手術時に腫瘍が脊髄内に侵入してしました。脊椎を削りなるべく腫瘍を切除したのですが、術後よくなったにも関わらず再発して亡くなってしまいました。

 

もしも、この技術があればより早期に診断することができます。

そしてこの病気(神経鞘腫)は、早期で完全切除であれば助かります。

もしも、前足のびっこがなかなか治らない子がいたら超音波検査をしてみるとよいと思います。

2019.10.21 Monday| 19:54comments(0)| by ☆ミケミ☆
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